cliché

駄文書き。amazarashi/歌詞考察/哲学/本や映画の感想/その他もろもろの雑感 について語ります。

憧れ続ける限り挫折はない

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好きな言葉

座右の銘ってほどでもないけど、実感を伴って「好きだな」と思える言葉がいくつかある。

以前の記事でも書いたけれど、「嵐が過ぎ去るのを待つのではなく雨の中でも踊ることが人生なのです」という言葉はものすごく心の中に残っている。

私はいまだに雨宿りしかできていない。雨曝しで生きている人を見ると自分の不甲斐なさでふらつくね。

 

もう一つ大事にしている言葉というか、考え方がある。

「憧れ続ける限り挫折なんてない」ということ。

誰かが言っていたような気がするし、というかきっと言っているだろうし、自分で見つけた答えのような気も、する。

挫折って言葉は重たい。冷たくてデカい。諦めが早くて飽き性な私には、挫折というほどでもない小さな終点がたくさんある。

いろんなことに興味が湧いて、いろんなことに首を突っ込んで、毎回毎回自分には無理だってあきらめた。

 

挫折じゃなくて休んでいるだけ

でも、徐々に考え方が変わった。今は一休みしているだけなのだと。

曲作りも、初めはなんにもわからなくて、DAWの操作に戸惑ってばかりだったけど。一ヶ月放置して、また一念発起して触ってみて、一年放置して、また挑戦してみて・・・って繰り返していたら、徐々に形になっていった。音質も悪いし、リズムが不安定だし、まだまだ下手くそなんだけど、いつの間にかやりたいことリストの「曲を作ってみる」にチェックマークがついた。

 

興味が湧いて衝動的に始めた資格の勉強も、一瞬でやめてしまった。でも、またチャレンジしてみるかと思って友達に力を借りたら、今度は合格まで手が届きそう。

 

このブログも、思いつきで始めて、1週間続いたと思ったら一年サボったりしたけど、なんだかんだやめないでいられている。

 

よかった。ズボラで雑で三日坊主で、熱が移りやすくて努力のできない自分だけれど、憧れだけはずっと残っていて、よかった。

 

日記

そういえば自分の数少ない自慢として、日記の継続年数がある。

その年数およそ14年。ノートにきったない字で書き殴った日記×12冊が、本棚の中でほこりを被ってます。

でも毎日日記を書くなんて絶対むり。スケジュール帳が一ヶ月白紙になっている年もあった。

中には、

「4月8日

今日は入学式!気を引き締めてがんばるぞ☆今欲しいものは~~~

 

7月28日

めっちゃさぼっちゃった!☆

今月あった出来事をまとめます!

・○○ちゃんとあそんだ

・成績悪かった

・ママと喧嘩した↓↓

 

みたいな記述もあった。無邪気でウケる。

 

そんな感じで飽き足りまた続いたりして、つかずはなれずでもうこんな年月が経ったと考えると感慨深い。

この自分の日記を見てたら、結局何度萎えてもしぶとくやり直す事って大事だなって思った。

 

今この瞬間も、あーこの努力無駄だわーと思って諦めそうなことがメッチャある。でもたぶんきっと数年後の自分が叶えてくれてる。未来に期待。

 

ただ、この考え方は私みたいにぬらーっと生きている人にしか言えないかも知れない。

人生が変わるほどの恋とか、もう叶えられない夢とか、そういうのにたいしてはきっと当てはまらない。だから、嫌だなあって思った方がいたらごめんなさい。

 

そんなことを書いて、おわります。