cliché

駄文書き。amazarashi/歌詞考察/哲学/本や映画の感想/その他もろもろの雑感 について語ります。

2021-01-01から1年間の記事一覧

「ただしい人類滅亡計画」を読んで

品田遊先生の「ただしい人類滅亡計画」を読みました。 読み終わったあとの満足感がすごい。本を一気読みできる筋力がなくなってきた私でも、一日で一気読みしてしまうぐらい面白かったです。読み終わったテンションで、自分が考えたことをまとめておこうと思…

「『ルックバック』内の表現に関する意見」に関して思うこと

「ルックバック」、読んだ。最高だった。 元々チェンソーマンは勧められて読んでいたこともあって、藤本タツキさんはやっぱりすげえやと思った。 私が漫画家じゃなくて良かった。絵を描くことを生業としていなくて良かった・・・と思ってしまうのは不謹慎という…

好きという気持ちはただの我儘

谷山浩子さんが好きだ。大学受験に追われていた頃、私はよくiPodで谷山さんの曲をかけながら勉強していた。幻想的な曲、ユニークに狂ってる曲、優しい歌声、安心するメロディー。何より、すごく人間味のある歌詞が好きだった。 いや、人間味のあるって言葉は…

inidigo la endから見る恋情②「チューリップ」終わらせた恋

チューリップ youtu.be 「チューリップ」は2020年にリリースされた楽曲。結構最近の曲だけれど、すでにyoutubeでは600万以上再生されていて殿堂入りしそう。 終わらせた恋 あなたが切った夜は少し大きすぎた雲ゆきはずっとわかってたけど一縷の光に期待して…

indigo la endから見る恋情①「夏夜のマジック」終わってから振り返る恋

indigo la endから見る恋情 indigo la endとは、川谷絵音が手がけるバンドだ。主に切なくて詩情のある曲調の楽曲が多い。私は川谷絵音ほど恋情を綿密に描ける人を知らない。 中学生の頃、私は恋愛が嫌いだった。恋愛で何か嫌な事があったわけでも、そもそも…

amazarashi歌詞分析①「初雪」ここに居たくないならば進まなければならない

amazarashi歌詞分析について amazarashi1stミニアルバム「0.6」 作詞を趣味として活動する中で、自分の大きな課題に突き当たることが増えた。それは伝えたいこと、テーマ性が希薄だと言うこと。小手先ではなくて、自分の伝えたいことを込めるためにはどうす…

憧れ続ける限り挫折はない

好きな言葉 座右の銘ってほどでもないけど、実感を伴って「好きだな」と思える言葉がいくつかある。 以前の記事でも書いたけれど、「嵐が過ぎ去るのを待つのではなく雨の中でも踊ることが人生なのです」という言葉はものすごく心の中に残っている。 私はいま…

リサイタルズ(東海オンエア)の新曲、「Dejavina」の歌詞を考察する

リサイタルズ(東海オンエア)の新曲、「Dejavina」 東海オンエアの新作、「Dejavina」が公開されました。 今日はその歌詞を考察していきたいと思います。 理由はありません。面白そうだからです。 youtu.be タイトルの意味「Dejavina」 ファンの方が考察さ…